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クロード・ベリ ~パパと僕の映画~
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『クロード・ベリ ~パパと僕の映画~』に投稿された感想・評価

クロードが 10 歳から物語が始まる。
毛皮職人の父親はクロードをずっと気に掛けている。一緒に親子で経営するのが夢だったが、クロードは毛皮職人を挫折、映画の俳優や製作者へと…だがこれも挫折して脚本家へとなる。
うだつの上がらなかったクロードがやっと芽が出掛けだす。
ここからが喜劇なんだろうか、監督の自伝的作品だというから笑える。クロードと父親共に同じ映画製作の道へ。ちょっとストーリーに無理があると感じちゃうが一応楽しめる作品。
クロード家族で映画に出る話しが持ち上がったり、それが成功する夢を見たり、現実と空想が入り交じる。
結局なんと毛皮職人だった父親が役者になっちゃうし…
息子を心配する父親の愛情物語かとも思えるが、ちょっと後半置いてきぼりにされ難解だった。
犬

犬の感想・評価

3.3
満席

1946年、パリ
クロードは毛皮職人の父親と母親、妹と暮らす少年
息子に毛皮店を継いで欲しい父親は、彼に勉学や毛皮職人になるための修行に励んでほしいと願うが、映画が大好きなクロードは俳優を目指すように
最初は難色を示す父親だったが、だんだんとクロードを応援するようになる……

フランスの巨匠クロード・ベリの自伝的作品

洋服

いろんな想いが

人間ドラマ
恋愛に笑いもありました

映画について

時代を感じる

雰囲気もありました
mh

mhの感想・評価

-
監督として成功するまでを、家族というくくりで描いたサクセスストーリー。
現実ではのちにフランスのエンタメビジネスの大物となるんだけど、映画では父親がなくなるまで。この父親がかなりかわいく魅力的に描かれている。
書き出した脚本が、この映画の冒頭になっているというメタ的な展開も楽しかった。
ハッピーエンドルートを妄想で処理するのはいまでも使われているテクニックだね。
ユダヤ人だから毛皮職人で、クリスマスは祝わないのか。
時代の変遷にはあまり絡ませてなかった。
実在する映画タイトルとかを引いてない(IMDBの「接続」の項にもデータがない)ので、モデルとする映画はあっても、架空の映画として処理しているのかと思いきや、コロンビア映画だけコロンビアだった。どういうバランスなんだろう。
この監督の映画は「ジェルミナル (1993)」しか見てないんだけど、すごい良かったんだよなぁ。
面白かったっす。