“私のように間違った人生を歩まないように導いてあげたいんです。私を赦そうが赦すまいが、日本のどこかで苦しんでる人たちが居ることには変わりはありません。”
»7年前に高校のクラスメートを殺し、懲役20年で服役中の女性の減刑の再審が決定し、娘を殺されて離婚した元夫婦は動揺するが再審に証人として参加することとなり、やがて最初の裁判で黙っていた事実が女性の口から語られる。
これも見終えてため息が出てましたね…難題ではあります。
そう、赦すの意味は、罪や過失を咎めないことですが、タイトルは赦しなのでご注意を。
うん、展開としては再審から始まるので、やはり肝でもある初審の模様はある程度見せて欲しかったのは確か。
でも、鑑賞しているうちに個人的にはしっかりときっちりとじっくりと向き合うことが問われてる様に感じましたね…相手はもちろん自分に対しても、様々な先入観や思いを捨てて向き合わないと、いつまでも囚われたままかと。
なお、俳優陣では、まずは松浦りょう…初見でしたが存在感は凄く、これからが楽しみ。
MEGUMI…被害者の母親役という難役を真摯に取り組んだなぁと。
尚玄…こちらも葛藤の役をこなしてます。
さらには、真矢ミキを筆頭に、生津徹に藤森慎吾らのサポートも良き。