nana

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版のnanaのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

車を走らせる男、アメリカン・ニューシネマ。
これだけでラストがどうなるのかは何となく察しがつくし本当にひたすら主人公のコワルスキーが車(チャレンジャー)で走り続ける作品なのですが、何とも言えない魅力がありました。

コワルスキーを追うのは警官だけでなく、盲目のラジオDJ、マスコミ、市民たちも彼がどうなるのか見届けています。
自らのバニシング・ポイント=消失点を探し疾走を続けた男は、炎上する車の中で文字通り「消失」します。
彼は、その先に自由を見つけることができたのでしょうか。

映画館で観ることができて良かったです。
車、主人公コワルスキーといえば、『グラン・トリノ』と同じだなとふと思いました。
nana

nana