夜行列車に乗ったカリート

バレリーナの夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

バレリーナ(2023年製作の映画)
1.5
韓国発、女性が主役の復讐アクションムービー

あんま映画を探す時間なくて、とりあえず適当にパッと見始めて後悔しました。

ストーリーは単純で、元警護官?の女性が、友人(女)のために悪い男に復讐する話。

女性が女性のために男に復讐するという、フェミニズムがちらつきまくる作品で、主人公の上司まで女性だし、主犯男のやってることはレイプとポルノ撮影という…。
女性よ、立ち上がれ!!ってずっと言われてるようでした。

物語は終始真面目な雰囲気で、コメディ色が無いまま淡々と進行していきます。
それはそれで別に良いんですが、そんな真面目路線にしてあるにも関わらず、アクションは華やかにカッコよく、オシャレに撮影しています。
アクロバットな格闘やスローモーション等が使われていて、女性が数十人の男と乱闘しても勝つなど、ファンタジーでした。

作品として中途半端に感じますね。
仮にスタイリッシュなアクション映画を取りたいなら、肝心のアクションシーンの数が不足しているし、フェミニズム・人間模様を見せたいなら、そのファンタジーアクションが邪魔をしています。

辛辣に言ってしまえば、単純に面白くなかった…