イグアナが子供達にご高説を垂れる時の、諭すような優しい表情がキモかった。
レオと子供達との交流、というかカウンセリング?は全部しょうもなかった。
長年子供達を見てきたから、どの子もパターンに当てはめることが出来る。
でもそこには自分がない。老い先短いイグアナである彼自身の経験からくるものじゃない。
彼が彼自身の経験から寄り添うことができるのはむしろ意地悪な教師なんじゃないのか?ってことで、レオは最後に彼女と向き合うんだろうなと思っていた。
しかしレオは映画の終盤で彼女に対しても、「長年子供たちを見てきた者」としての第三者的な立ち位置からお言葉を授けていた。うぃーーっす。
しょうもないカウンセリングの中には、しょうもなすぎて面白くなってるのもあった。
レオが、お金持ちの女王様みたいな子に対して
「(君も君の家族も)大したことない」
って言った後に、ありのままの自分を認めようって諭していたのが、キモいモテテクニックみたいでウケた。
それくらい。