世界終末系の映画だが、長いです。
映画の時間が長い、というより密度がないためダラダラと長く感じました。
抑揚も薄かったのでより長い印象を受けました。
ヒステリックに騒ぐ女、馬鹿なガキ、振り回されるだけの男、謎の現象、意味深ななんか、よくわからんオチ、と終末系のテンプレは揃っているのですが、曖昧な部分が多すぎるのと感情移入できる部分が少なすぎて、シンプルな感想としては面白くありませんでした。
話の舞台が都市部から離れた場所なので、比較的安全な場所で世界の終末を迎えた人達、というコンセプトだったのかもしれませんが、爆発しまくってる都市部の方を舞台にした方が面白い映画撮れたと思います。
良い部分ですか、漠然とした不安感の表現や、広い敷地に反した圧倒的な閉塞感などは流石だなと思いました。
(逆に売りがそれしかなかった印象)
あとこの映画だけの話じゃないですが、場面転換時にパート1とかパート2とかパートの名称とか出すのクソダサいのでやめてほしい。映画の内容で理解させてほしい。