最終的にどうなって終わるのかが気になる、
その一心でずっと見ていた気がする。
あからさまに人間が嫌と感じる不協和音や雑音、騒音。
不審な出来事。
なぜだ?どういうこと?
悪者でも味方でもいいから、
とりあえず新しい人間に会いたい、!
そう、見てる私も思ってしまった。
人がいない、ってことほど
奇妙なことないなぁと思った。
「人が大嫌いなの」の妻の一言で
この映画は派手にスタートしたけど、
皮肉にもそんな人嫌いの妻も
途中から誰か「人」に会いたくなってる感じがした気がする。
船が突っ込んできたり、
飛行機墜落したり、ってのは
原因は衛生壊れただけとは限らないんだろうけど、
いろいろ「実際起きたら怖いでしょ」の詰め合わせを見た感じがした。
ラストで原因を明かさないのも、
明かしちゃうと、スッキリはするけど
その「原因」のイメージだけが強く残って
「怖かったなあ、」の印象薄れちゃうんだろうな。
「モヤモヤするわあ、、、」
「どゆこと?」
って思わせることが、
この映画の正解なんだろうなと思った。