このレビューはネタバレを含みます
「この映画はラブストーリーじゃない」のナレーションから始まるゴリゴリのボーイミーツガール。
出会いは偶然隣り合わせた空の旅。シチュエーションは人々が最も沸き立つ12月の空港。
バッテリーが切れたカノジョにカレが充電器を貸してあげたのがきっかけ。
なんか海外の人の冬の装いって見てるだけで楽しい気持ちになるの何だろう。
作中たくさんの数字が登場して、人の人生がどんなに奇跡的な確率で育まれているかをじわっと感じさせてくれる。
最後が「The Bigginning」で終わるのも素敵。
「毎日愛し合うことを選んでいくから」という〆に、一生は小さな一日という物語の積み重ねで、この2人の選択の結果がラブストーリーだっただけという統計学の一例を観たのよと言われればそれもそうかもなんて。
一生と一日、どちらの終わりにも「ちょっとした物語ね。ハッピーエンドだった?」って聞かれて笑顔で「だと思う」って答えられたらいいよね。
弟、チャラいけどちゃんと家族のこと考えてていい奴。
時間厳守率とスマホのバッテリー平均値が比例してるの面白かった。
ああ〜胸がいっぱいだ……💞