何とか滑り込みの劇場での鑑賞
ブラッドリークーパー監督2作目の本作。
Netflixのオスカー本命は本作かな。
とにかくブラッドリークーパーとキャリーマリガンの名演が光る。特にキャリーマリガンが素晴らしかった。夫の持つ特殊な性格を誰よりも理解しながら誰よりも苦しんだ人物
一つ一つの小さな所作からいま何を感じるのかを感じさせるのがとにかく上手
ブラッドリークーパーもカズヒロさんによる
特殊メイクも馴染み、キャラになりきっていた。
ただ物語としてはあんまり上手ではなかった印象。この題材で130分はかなり長めかな
場面の移り変わりが少なく、モノクロの過去パートが効果的に使われていたのかは疑問
年代の経過も掴みづらいのが難点かな。
マヤホークに主人公の秘密を明かそうとする場面では、いかんせんマヤホークの年齢がわからないためこっちとしても中途半端な気持ちに。
それでも監督と俳優を兼任する役者の中では
頭ひとつ抜けている印象