TVシリーズは何度も見返し、劇場版はライダー映画の最高傑作と思うほどのファンで20周年作品の今作にも期待していましたが、どーも煮え切らない中途半端な作品に
「復活のコアメダル」ほどの大惨事にはなっていないもののVシネらしい低予算な映像と脚本は相変わらずで、お話はとっ散らかりまくり。アクションはカメラが思いのほか動くので視認性が良くなかったかな。そもそもの
ティザーポスターのネクストファイズとカイザのデザインが好みではなくて、動いたら好きになれるかなーと思ったが動いてもダサいものはダサい！アクセルフォームになっても
ダサさは健在で頭を抱える。主題歌やライダーデザインにも言えるけど、結局は古いオリジナルがいいんだなあと。
物語はわずか一時間しかない尺では良くやっているのかもしれないが、それにしても消化不良。草加や乾巧まわりの話が気になるし、
「平成vs昭和」「4号」などの他作品との時系列の兼ね合いは放棄。
それでもオリジナル主題歌が流れながらの
ラストの戦闘シーンにはぶち上がったし、恐らくライダー初のラブシーンやわずかなゴア
など意欲的な面も見える作品で嫌いにはなれない作品
