「GOLDFISH」
初日舞台挨拶付き上映を見て来ました。
発売日にバタバタしていてうっかりチケット取るのが遅くなり、シネマート新宿で見たこともないくらいの後ろの席で拝見しましたがwとっても楽しめました🥹
監督が音楽も手掛けてるので、音楽堪能できるブーストサウンドも良かったです!
会場異様な盛り上がり😆
劇中のバンド名「ガンズ」コール!に旗を振る「亜無亜危異」のファンもいたり、「怒髪天」のファンも俳優さんのファンもマスコミもいるという熱い舞台挨拶でした。
今作はアナーキー亜無亜危異のギタリスト藤沼伸一さんの初監督作品です。
監督インタビュー記事の解説によると
本作はバンド 亜無亜危異(アナーキー)に実際に起きた出来事、藤沼伸一が経験したことをモチーフにしたフィクション映画だが、昨今のバンドやシンガーの伝記映画の様でもなく、単なるバンド/音楽映画でもない。
と書かれていまして、まさにそういう作品でした。
大体のストーリーはアナーキーの歴史をグッと凝縮した感じみたいで、再結成に集まったメンバーとの出会いから過去を振り返る感じでストーリーが進んで行きます。
バンド名はアナーキーまんまじゃなく、ガンズ(ピストルズを日本語にして銃をガンと読ませる由来のバンド名www)
「亜無亜危異」のLIVEに通う友人がいたり、とある登場人物のモデルになった人がリアル知り合いだったりして、(詳しくは伏せますが…)
フィクションとして作られつつも、一部見たり聞いたりしてた話が紛れ込んでいるので、リアルなんですよね。色々と胸が熱くなりました😢
役者さん達も実際のアナーキーのメンバーを真似した部分もありながら自分なりにも演じていたようで、そんなところも逆に良かった。
それでもこれはファンは涙するだろうなってシーンもあって、私はファンって訳じゃないんですが胸が熱くなって実はちょっと泣きました。
ハルの若い頃を演じた役者さん(山岸健太)もめっちゃ良かったんですよ。上手く言えないけどなんか良かった!
永瀬正敏もカッコいいのよ。久しぶりにカッコいい永瀬正敏観た!
監督がカッコ良過ぎじゃないって言ってた(笑)(永瀬正敏の役は監督がモデル)
渋川清彦さんも狂ってるくらいパンクで上手くて、爆笑です。
ほんと、渋川さんはなんでも巧みにこなすから好きですwww
怒髪天の増子さんは役作りしてたのかよくわかんないけど(笑)ベースの腰をかがめて弾く弾き方を真似したと言ってました。そこなんだw
北村有起哉さん、良かったですよ。アナーキー知らなかったみたいですが、知ってたら逆に恐れ多くて出来なかったかもって。
監督がはっきりフィクションと仰ったので、創作もありつつも大体こんな感じだったのかなぁという感じで一つの映画作品として楽しめば良いのかなぁと私は受け取りました。
誰が観ても楽しめる作品になっているのでぜひ、皆様お近くで上映ありましたご覧下さい。
渋川さんのパンクっぷりを是非!
たぶん、今日はデヴィット・ボウイ観に行ってる人が多いと思うんですけど、敢えてのチョイスでした。
初監督とは思えない映画としても良い作品で会員料金で舞台挨拶まで観れて良かった!