なんか懐かしい悪夢を見てた感覚。
子供の頃何もない場所、物がただ暗いだけで何かが潜み見つめているような恐怖を感じていたのを思い出した。
ストーリーらしいストーリーは無いんだけど自分だけ、自分なりのイマジネーションを触発され、飽きたり寝ることなく集中して見れました。
終始揺らめく不鮮明な闇。その闇の中に蠢くもの。錯覚かもしれないけど説明できない化け物を確かに見た。
んだけど連れに聞いてもそんなの居なかったとの答え。そう映画見終わった後にこそ自分は1番の恐怖を感じた。自分の中で化け物を作っていたんだという恐怖。
正直見る側のイマジネーション頼りの映画だと思うけどそれを誘発したのはこの映画ということになるので低く評価はできません。
が!面白かったかと聞かれたら、面白くはなかったと答えるしかない。ただ、新鮮でいて懐かしいようなホラー映画という感じでした。
ラストのモノの名前を聞けたら自分の中で答えが出たのですが、聞けずに終わったのでまたパンフレットでも読んで妄想したいと思います。もう見たくはないけど。スキナマステ