自分のことしか考えておらず、家族を自分の所有物だと思っている振る舞いの父と、子供たちに愛情はあるものの赤ちゃんの世話と出産のために余裕のない母、そして無口な妹を疎ましく思っている2人の姉。
家庭に居場所がなく、心を閉ざし物静かになることで自分をまもっている少女コット
そんなコットの気持ちが動き出す一夏
物静かな少年少女が、今にも壊れてしまいそうなくらい美しく高い声ではなしてくれるのを聴くと胸が締め付けられます
「あれはなに?」というこどもの疑問ほど尊いものはありませんね
ある1つの言葉が全く異なる響きを持つ瞬間を目の当たりにしました