偏見を逆手に取った映画
自爆テロ?ランニング中に一目惚れして娼婦を口説く主人公。嫉妬深い娼婦の夫。アラブ系のホームレスの若者。ホテルの老コンシェルジュと若い女の子。積極的な女社長。フランス人らしいであろうデパートの人々。
紹介にあったように、本当に偏見を逆手に取るのが上手い。アラブ系への偏見、ホームレスへの偏見、娼婦への偏見、フランス人への偏見。わけわからんけど面白い。
アパートで喘ぎ声聞こえてるのに気にしないスカーフの奥様は耳どうなってるんやろ。
カンタン・デピューとかと近い、ブラックユーモアと社会風刺を混ぜながらもフランスの性へのおおらかさとあっけらかんさが割と好き。フランス行ったことないけど、本当はどんなところなんだろう。侍映画ばっかり見てる外国人の気分。
なんか見た後にじわじわ好きになってる。