知らないだけかもしれないが、世にも珍しい日本製のサメ映画。
日本で作ったからには日本色を出さねば……ということで、忍者と絡めたのは英断だろう。
後半の忍術や、らしいクオリティのサメは期待通り? で満足できた。
特に、忍法大噴火で文字通り弾け飛ぶくノ一やサメ……あの絵面には痺れた。
少し残念だったのはサメの出番。まだノウハウが無いのかもしれないが、サメ映画を作るならば細かい設定等は二の次にサメが暴れまわる様をもっと観せて欲しかった。
細かいことはどうでも良いのだ……がサメ映画のサメ映画たる所以だと勝手に思っている私からすれば、そこだけが少し物足りなく感じてしまった。
ただアクションがかなりしっかりしており、その辺は観ていて面白かった。
本作をきっかけに、今後も日本でのサメ映画が増えてくれることを願うばかりである。