このレビューはネタバレを含みます
ラストのシーンの構図、泣いてるナヨンに寄り添って階段を登る相手が…
映るシーンの空は晴れ間が少なく部屋のシーンも多いのに色は鮮やかな画が印象的。
韓国の実家の意外に太め感のある実家の調度品とNYの狭いアパートメントでIKEAの小物や雑多に散らかる部屋との対比。
ナヨンに結婚という選択を与えたのはなんだろうと思った。韓国に住んでたままだったら婚姻制度は彼女は必要としない気がする。
永住証明や、祖国で無い国で暮らすことの不安、職業の不安、ひとりで仕事に挑むことの怖さ、同じ世界で同じ(か自分より高い)レベルで闘う彼の存在
12年前も、今もその不安に寄り添ってくれるのはヘソンじゃなかった
惹かれるものがあった、今もあったとしても
その感情とだけは生きてはいけない悲しさがある