素朴な家族の物語。
かと思ったけれども、恋愛事情の人間関係が狭すぎて、あまり外と接点がない閉塞的な生活な印象を受けた。
だからパパを失って崩れていくのはなんだか納得。
ピーター最悪じゃないか?悪い方の芸術家気質。
でもルイの親友のままってことは何らかよいところがあるのか、ここが既に家族に含まれているからなのか。
終わり方からしてそんな気がした。
おばあちゃんがお茶目で素敵だった。
「聞かれなかったもの」のところとか。
あのパパとおばあちゃんを立て続けに失ったらしんどいよね……。
ストーリーテラーが始終淡々としていて肖像感。
最後はちゃんと光が差してくれてよかった。