このレビューはネタバレを含みます
エンディングの配役でルシア役になってた事に感情が昂った
ココは女の子の名前なのかと思っていたが坊やという意味みたいで、なんで嫌がっていたのかが鑑賞後に分かった。
性自認って何歳から出来るのかなんてわからないけど悩み苦しみ、しかし親を傷つけたくないと思う優しい男の子がそれでも来世は女の子になりたいと願うくらい切実な問題なんだとわからされた。
親も所詮他人だし世間体を考えたら男なら男として振るったほうが良いので軌道修正するがそれは優しさではあるがエゴなのだなと
母親も父親も目を背けて自分の事ばかりだった。はじめは優しい親なのかなと思ったけど実際子供が男ではない格好で外に出るとなった時の反応とか見ると胸が苦しかった。
蜂にルシアが産まれたこと(自身が女として生きていきたい)を伝えていたのも可愛くて切実でな決意を感じて良かった
プールなど男女が分かれてしまうものは身体と心が違う性なのは辛いしでも言えなくて抵抗してて胸が痛かった。
舞台のバスク地方の自然がとても素敵で子供に宗教観を説明してくれるのでそれもあわせてとても良かった、私には馴染みがないので
それはそれとして主人公があまりにも可愛くて女の子だけど男の子としていきたいのかと真逆のことをプールに行くまで思って見てました。めちゃくちゃ可愛いので
他人と違うことに苦しまず生きていける子供達が増える世の中になれば良いなと思った。