mh

さよなら。いつかわかることのmhのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

残された家族のロードムービー。
説明的なプロットを排したシンプルなストーリーで、テーマもブレなくて最高だった。
・妻の声が残っている留守番電話に電話かける。
・決まった時間にアラームで、相手のことを考える。
このあたりのアイデアいいね!
大義名分が嘘だったとわかった以降のイラク戦争で家族を失う意味とは――そのあたりも絡ませてあった。
子役はふたりとも演技うまくてかわいいのに、ふたりともこの映画にでたきりでテレビでも活躍してない。
ワインスタイン・カンパニー作品なのでもしかしてと思ったけど、いくらなんでも考え過ぎか。
クリント・イーストウッドの名前にびっくりしたけど、音楽のみ参加とのことだった。ジョン・カーペンターみたいに個性で突破する系じゃなく、正統派の映画音楽にしあがってる。
喪失の話はいくつかみたけど、「子どもたちに切り出せない」というのだけで映画にしたチャレンジ含めて素晴らしかった。
面白かった。
mh

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