ガングリオン

ブーガルーとグラハムのガングリオンのネタバレレビュー・内容・結末

ブーガルーとグラハム(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

1978年北アイルランド紛争中のベルファストで少し口の悪い兄弟が母親に叱られながらも一生懸命ニワトリの世話をして暮らしている。しかし一枚壁を隔てた外では銃を持った兵士達が巡回しており厳しい世界が垣間見える。隔たれているように見えた2つの世界が後半では一つに交わる…。
父親はあの夜、優しい嘘をつくことを選んだ。命の重さを知るには十分すぎる環境だと悟ったのかもしれない。繊細な心を持ち続けるのも大切なことだと思う。素敵なラストだった。