ネオねお

War Bride 91歳の戦争花嫁のネオねおのレビュー・感想・評価

War Bride 91歳の戦争花嫁(2023年製作の映画)
3.6
1週間前に見たドキュメンタリー映画です。

第二次大戦後、敵国だった米国の軍人と結婚してアメリカに渡リ「戦争花嫁」と呼ばれた日本人女性のドキュメンタリー映画。

別に、映画でなくても、テレビやってくれてもいいのになと思いましたが、大きな画面で集中して見られるのはいいのかな?

監督は川嶋龍太郎さんで「半澤直樹」、「陸王」「下町ロケット」「陸王」「下町ロケット」とかドラマ演出、プロデュースなどをされた方っていうので、興味を持って見に行きました。

監督自身の叔母さんへの、「終戦後、たった5年でどうして敵国の軍人と結婚したのか?」って疑問から始まった。ドキュメンタリー

たった5年ではなく、「もう5年じゃないって」のが彼女の答えだけど、そうだよな〜って私も思います。
20歳ってことは15歳で終戦だったのかな?20代にとって5年って大きいもの。ましてや女性にとってはめっちゃ長い期間です。だからもう5年です。
で普通に恋をして、一途に彼を思い、結婚したってことですよね。

こうした戦争花嫁が4万人を超えたっていうのは初めて知りました。驚きです。
一体何人ぐらいの米軍人が日本に来ていたのでしょうか?

人種差別は今でもあると思うので、当時は苦労したんだろうな〜と思いました。

何より印象的だったのは、シャキッと背筋が伸びて、とてもカラフルで、おしゃれな桂子ハーンさんの姿です。
92歳でオンラインを使いこなしている姿が素敵でした。
こんなふうに生きれたらって思える女性でした。

4万人もいたら、幸せな結婚ばかりではなかったんじゃないかなって思います。
桂子さんんはとっても愛されて、幸せだったかと思いますが、お子さんは、残念ながら、いじめに遭い、心を病んでしまったりした子もいたようで私も苦しく思いました。

戦争のことって、自分で興味を持って調べないと学校ではほぼ習わない、日本はちょっとおかしいんじゃないかなって思うこの頃です。
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