このレビューはネタバレを含みます
友情・青春・恋愛・悲劇・ドロドロ・家族・夢と現実・ミステリーと観た人に何かしら刺さる要素てんこ盛り。
特に↑でミステリーとした信頼できない語り手要素が構成を複雑にしており、さらにパンチのあるエピソードの連続でグイグイ引き込まれるため、忘れてしまうような細かいやり取りなども後半に回収される。そのため各要素を相関図のようにまとめると、かなり綺麗な円環図になると思う。なので予告などから予想するエモい・泣けるというイメージは確かにその要素もあるが、より深みや重みがあるハイカロリーな作品。しかし面白い。しかも124分。邦画がやりたいであろうことをめちゃくちゃ上手くやられた感。邦画だと本作の予告編の空気感まででしか作れてない印象。
キム・ダミは相変わらず神だしチョン・ソニも圧巻。2人とも演じてる時の年齢に見える演技力とメイクが素晴らしい。
映像：=======S
脚本：======A
編集：======A
俳優：=======S
人物：=======S
音楽：=====B
音響：======A
【MVP】キム・ミソ
