正反対の二人の友愛を描いた映画。
この映画を観て、思い浮かぶ相手がいたこと(この映画ほど綺麗な物語もなければ一方的な気持ちの気がするけど)が、まずとても幸せに思った。
会社の先輩が言っていたけど、「女の子の二人組は、それぞれの役割の棲み分けができてる二人でないと成り立たないよね」って言葉が本当にその通りだと思った。
それを意識してるわけではないけど、自然とそうなる。
だから必ず相手は自分の持っていないものを持っていて、必ず相手を羨む気持ちもそこにはある。
でもそんな嫉妬を超越して相手を好きなんだよね。
ミソもハウンも本当に強い女性だと思う。
誰かのことを、自分が一番愛していると言い切れるほど愛せるのは、強い証拠だと思う。
人間はみんな自分が可愛くなっちゃうからね。
物語の中で、二人の性格が交差したり、お互いの夢をお互いが叶えようとする姿があったけど、大好きなその人になりたいって気持ちがあったからなんだろうなあ。
大好きな友達に、もっと与えられる人間になりたいと、改めてそう自分に強く願った映画だった。