小学生の頃から大親友のミソとハウン。しかし大人になり、ハウンは忽然と姿を消してしまう。一方、ハウンが描いた“高校生のミソ”がモチーフの絵が公募展で大賞に選ばれ、、、
ソウルメイトと呼べるほどの関係の人、って一生かけても出会えるかどうか分からない。
ずっとくっついていた時期も、何年も会わなかった時期も、とにかく色々あっても全部ひっくるめてお互いがお互いの一部のような。どれだけ酷いことをされても簡単には縁が切れなくて。家族でもなく恋人でもなく、ただの友達でもなく、それでもひたすらお互いのことを誰よりも愛している。
決して綺麗なだけじゃなくて（しかも意外とかなりの期間）ドロドロギスギスもしていたけれど、ミソとハウンの関係性が羨ましく感じた。
その対象に愛がある人のフィルターを通して見た作品って、本当に心がきゅうっとなるくらいに良い。今回は絵だったけど、たとえば写真とかでもそう。見ているだけでいろんなことを想像してはうるうるとしてしまう。
韓国の田舎の風景って日本とあまり変わらないんだなあって新視点。懐かしさすら感じる済州島の淡い空気に癒された。
ハウンが姿を消した理由、そしてその後の展開。オリジナル版は未鑑賞だったので結構衝撃的だった。観終わってからも２人のことをほんのりと考えてしまう、余韻ひたひた💭
