性的抑圧に喘いでいる浪人生の青年（広田性一）とその妹（蘭童セル）が、女遊びに興じている性豪の父親（野上正義）のことを脅威に感じ始める。四人家族の性行動を艶笑喜劇として描いている、日活ロマンポルノ。ワタナベプロダクション製作。

愉快なタイトルが付いているが、これは「自分のアソコを名器にすれば、夫がやる気を奮い立たせるに違いない」という、妻（杉佳代子）の涙ぐましい努力を題名に表したもの。ただし、特訓シーンは出てこないし、セミドキュメントの雰囲気すら皆無。

癖のある登場人物の中で、とりわけ異彩を放っているのが、主人公の高校時代の先生役を演じる大杉漣。バイセクシャル（？）の右翼というハチャメチャな役どころをノリノリで熱演している。

「人間の性行動を滑稽なものとして捉える」という、江戸時代の艶本の精神を忠実に引き継いでいる作品。若者によるドロップアウトの側面を、喜劇へと転換させる手法が冴え渡っている。

「自殺する時間あるなら
春を売りなさい」

それもそれでどうだろう笑

懐かしい大杉漣がいい感じに
胡散臭くて笑う

ご実家でのスワっピングが
やっぱり1番の見せ場になるのかなー

一つ屋根の下(違)

ドキュメントな感じも
特訓もないので
タイトル詐欺な感じさえするけど
そんなに嫌な気はしない

とにかく大杉漣

• #大杉漣

セミドキュメントでも特訓でもないバカバカしさには笑った。
股に入れたバナナを息子が食べちゃうギャグは面白かったけど良かったのはそこだけだった。