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ビヨンド・ユートピア 脱北のskのレビュー・感想・評価

4.0
つい最近、ジャージ・オーウェルの動物農場を読んだ。スターリン体制下のソ連の権力構造を痛烈に描いており、胸糞悪さやら恐怖心やら色々な感情を味わったが、本作にも似たような後味があった。

他方、文章だけでは得られない、本物の映像故の緊迫感があり、それだけでも観る価値は十分にある。

「当たり前」として享受している今の日常への感と、現状を「当たり前」として受け入れてしまうことの危うさの両方を切に感じた。
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