寸pyong

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間の寸pyongのレビュー・感想・評価

4.9
ジャーナリスト魂炸裂した正に命懸けの作品
類似の七日間って作品の監督はロシア軍に捕まって殺されたとのこと

タイトル通り20日間
DAY1,2,とカウントが進み20で終わるのを知ってるから、監督が死ななかったのも知ってるから、早く終わってと祈りながら観ていた。現実は

戦時下になると、人命軽視は当たり前。本能的に生きることに精一杯。性善説は崩壊しちゃうけど、責められませんよね

戦争は悲惨だ
やったらダメ。とにかく駄目
そんなこと言われなくても皆分かっているはずですが、過去に侵略されて領土を奪われたり家族を殺された恨みは消えません。
そりゃそうでしょ
圧倒的な武力を行使して、殺害しまくったことを「あれは上からの命令で致し方なくやったことだから。自分も嫌々やったんだよ。だから、ここは綺麗さっぱり水に流してこれから仲良くやろう!」

こんなの認められる訳無いだろ


太古の昔から戦争、紛争は繰り返されてるのはどうして?

残念ながら戦争は勝ったもんが正義
「勝てば官軍負ければ賊軍」
よく分かってるように日本が証明しちゃったよね。市街地へ大空襲、原爆も落とされて民間人大量虐殺。更にアメリカのご都合主義しかない憲法を押し付けられて終わり。おめでたいことに今だにそれを守り続けてる

意を唱えたら「また軍国主義を復活するしたいのか!」「孫子の代まで反省しろ」「軍事費増加なんてとんでもねぇ」「逆らうから、相手を刺激するのが悪いんだ」「もしも侵略されたら、抵抗せずに全財産、家族も差し出せばいいんだ」「殺すより殺されたい」

???


完全に理解不能

普段は虫も殺しません
動物の殺生はいたしません

なんて活動家の方々は戦時下においても、この主義主張は貫くんですよね
 
自衛隊に助けを求めたりしませんよね

侵略者には微塵にも抵抗せず
「さぁ、どうぞどうぞ好きなもん持っててー」ってことで
ま、死んじゃえば後悔も何もあったもんじゃ無いですから、侵略者には肉親でも本人でも殺されたって悔やむどころか、
「命をかけて信念(無抵抗、誰も傷つけない)を貫いた私は凄い」ってなるんですか???


もしも日本も戦時下となれば、頼れるところは自衛隊のみなのに
それを反対!反対!と唱える人達は、日本シネ!が根底にあるんでしょうね

そして大国ロシア、中国、アメリカには敵わない。無理矢理何でも捻じ曲げられる
宗教も役立たず
いくら熱心に祈っても死ぬ時は死ぬ

ロシアは今だに北方領土も返還せず。返す気もない。あれだって元々戦争法違反
そんなもんお構いなし

世界中を敵に回しても国が成り立つから怖いもんなし

逆に日本は怖いもんだらけ

いざ戦争になっても、どこも助けてはくれない。そして逃げ場なし

武器も犯罪も警察も軍隊も宗教も
争いも全て無い無い尽くしの国は、どこにも無い。いや、あるのか?俺が知らないだけ?
寸pyong

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