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コヴェナント/約束の救出のjasmineのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
4.5
実話ベースだからかいつものガイ・リッチー監督のイメージであるユーモアやエンタメはなりを潜めた、丁寧で重厚感のある作品だった。
ジャンルとしてはアクション映画だとは思うけどそれだけじゃない。ドラマパートやタリバン関連の描写など中東の問題にもしっかりとフォーカスしていて、観終わった後の満足度はとても高い。
序盤の兵士たちの動きや息遣い、カメラワークなんかもさすがガイ・リッチー監督の演出だなあと。

ジェイク・ギレンホールとダール・サリムの演技も本当に素晴らしくて、2人の感情の昂りが伝わってきた。ほかにはお互いにサムズアップするシーンがいくつかあって、そこが特に好きだな。

ストーリーはわかりやすいし、アメリカ的視点ももちろんある。でも本当によくできていると思う。面白かった。
最後のジョンとアーメットの表情に全てが詰まってるよね。男の友情は良いぞ。


019/2024
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