2018年、アフガニスタン。
タリバンの爆弾工場の破壊任務中のジョン・キンリー曹長と米軍部隊は敵の奇襲に遭い、部隊はジョンと現地通訳のアフガン人・アーメッド以外全滅してしまう。
ジョンも重傷を負ってしまうがアーメッドが100kmという距離を運び、無事米軍にジョンを引き渡す。
自宅に無事帰ったジョンだったが、命懸けで助けてくれたアーメッドがタリバンに多額の懸賞金をかけられ、家族共々行方不明だと知る。
アーメッドを絶対に助けると決意したジョンは、再びアフガニスタンへ戻るのだった。
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予告の段階で物言わぬ男の友情臭プンプンで気になっていた本作。
もうたまらな過ぎて「お前らキスしちゃえよ!!」と叫びたくなります。
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ただ背景としては明るい話ではなく、米国へのビザ発行という報酬のために米軍に通訳として協力することはもちろんタリバンからしたら売国奴なわけで、
アメリカ軍が撤退した2021年8月以降、政権を掌握したタリバンによって通訳をしたアフガン人たちが殺されており、今でも多くの人々が隠れながら生活しているらしい。
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そのような事実から着想を得たフィクションですが、戦争モノをガイ・リッチーっぽさも残しつつ手堅く描いている1本でした。