剣々

ムーンシャークの剣々のレビュー・感想・評価

ムーンシャーク(2022年製作の映画)
3.0
ヤツらは月の裏側でチャンスを待っている

1984年、ソ連では鮫を兵士に改良する実験が行われていたが、研究施設の鮫兵士が暴走!
セルゲイ博士は危機を回避するため、鮫兵士と共にロケットで月へと向かった
そして現代、トレス船長率いるNASAの宇宙船が、月へとミッションに向かっていた
ところが航路を何かに妨害され月の裏側へと不時着、地球との通信は遮断されてしまう
月面を探索する一向の前に、姿を現したのはなんと鮫兵士達のだった!!

SFサメパニックムービー!
月で人型ハイブリッドシャークが襲いかかります
これリリースされる前からずっと観たかったので、ようやく配信で観れました!

サメ映画と言いつつも要は、クリーチャーがサメ人間なSF映画です
ソ連の科学者が全然悪く描かれないのも印象的
ハイブリッドシャーク達の造形も怪人っぽくて中々に良き良き
ホホジロザメ、シュモクザメ、ミツクリザメ?、ジンベエザメ、オナガザメ?とバリエーションもあって素敵!!

NASAの宇宙船もSFっぽくて良きですねー現代っぽくないけど笑
その代わり宇宙服クソダサな上に、打ち上げ時から月面まで宇宙服一切着ません
通信機器はAirPodsです笑
月面ではわざとらしくゆっくり動くことで無重力っぽくみせますが時々忘れます

鮫兵士達は宇宙船を奪い、卵と共に地球へ乗り込む機会を狙っています!
謎の人型生物が地球襲来!って最近連載再開したっぽいどこぞの火星産人型Gを思い出します笑
鮫兵士との戦いは基本近接戦闘なのですが、お互いの姿を交互に映しながら戦うのは大人の都合でしょう
人間とサメを同時に映して見せ場を作れないのはサメ映画でもよくありますし
そういうこともあってか盛り上がりに欠けがちです

ラスト付近熱そうな展開になるものの、急にCG使い回しが増え始めます笑
そして大雑把というかクソ雑な展開に持ち込み、締めくくりも無理やりぶつ切りました
こういう終わり方の作品も結構あるので、締め方自体は悪くないんですけどね

月で地球の命運を賭けたサメとの戦いを描く作品でした



【雑記】
Kahoさんとの同時鑑賞!
これはもう間違いなくサメ仲間ですね
サメが宇宙にいるのはよく知られていますが、月の裏側で未知の勢力が繁栄してるってワクワクしますよね
アイアン・スカイとかこういう設定の映画好き!

ちなみに今年はエクソシスト・シャーク(旧デビルシャーク)10周年で記念応援上映があります
5.8(水) 池袋HUMAXシネマズ
そしてなんと!
アリ役 アンジェラ・ケレック
マイケル神父役 ボビー・ケレック
のお二人の来場が決定したとか
クソシャファンは見逃せないね!
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