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テトリスのmasososoのレビュー・感想・評価

テトリス(2023年製作の映画)
3.8
おもしれえ。
テトリスの権利を巡る商談バトル。
に終わらない。崩壊直前のソ連が舞台というのがよかったね。
西側の常識は全く通用しないし、ソ連政府内部も一枚岩ではなく終わりゆく連邦に忠誠を誓うものもいれば、先行きの無い国から抜け出るために私欲を優先する汚職委員もいて。それが三竦み四竦みの構造を作り上げてて物語に厚みが出来てた。

アレクセイとヘンクが母国語は違えどプログラム言語という共通語によってテトリスをどんどん進化させていってるシーンが個人的ハイライト。
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