あまみん

夜明けのすべてのあまみんのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

プラネタリウムの藤沢が紡ぐ言葉たちがとても良くて。頑張れって励ますのではなくて、ただただ寄り添ってくれてる感じがした。

山添くんが作業着を羽織るとき、自転車を乗る時、誰かのために世界を広げる一歩を踏み出す時、そういうちょっとした行動の変化に心が動かされる瞬間が確かにあって。

なかなか自分ではどうすることもできないことが理不尽にも存在して、そことどうしてもうまく付き合っていかなきゃ生きれなくて。
その人の苦しみ理解することはできないし、自分の苦しみを理解してもらうことは難しいけれど、やっぱり寄り添えある世界があればいいなって願いたい。

あと、フィルム感が優しくて、とっても好きでした。沢山の人に映画館で見てほしいなって思った。
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