なるほどこれは良い映画だった…。
静けさの中で、全ての人の苦しみを包み込んでくれるような映画。
優しくて、温かくて。
自分の苦しみと付き合っていく、それはとても大変で辛いことだけど、その中で他人の苦しみにも目を向ける。
夜だから、気づけたこと。
主人公2人の距離感がとても良い。近すぎず、ベタベタせず、でもお互いを肯定して、自然と支え合ってる。
2人の付き合いが今後も続くかは分からないけど、でもこのときに出会えてよかった人。
会社自体が主人公2人の距離感と同じような空気。近すぎず、遠すぎず、優しく。
社長の人徳からきてるのかな。他の社員も、描かれてないだけで、それぞれなにかあるのかもしれない。
本当は原作を読んでから観たくて、でも読めなかったんだけど、今からでも読みたいな。