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夜明けのすべてのumiのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.0
本当の世界はこんな風に優しくはなくて救いがないってこと、みんな分かっているからこそ、この映画のファンタジーさを愛すべきなのかもしれない。

わたしもPMSで苦しむ一人だからこの映画に救ってもらえると思ってしまっていた。でもそれ自体が間違いで、「自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのでは」みたいな優しさが、世界を救うのだ。

フフッと一緒に微笑んでしまうようなシーンと、ふとした瞬間の光の加減が好きだった。あの職場のおばさんを目指して生きたい。
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