カリオット

夜明けのすべてのカリオットのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.2
こんな映画を見たよ、と誰かに伝えたくなった。こんなにも日常の景色が、色彩豊かに見えたことがあっただろうか。2人で歩く夜の灯りが星のよう。

生き辛い世の中で、生き辛い2人の出会い。誰かをそっと気遣い合う。こんな人間関係素敵だ。全ての人がこんなにも優しさと思いやりに満ちていてほしいと思う。

映画の中で流れる2時間を共に過ごしたことははかけがえのないものになった。この世界も悪くない、と思えた。全ての出会いに感謝したい。そしてこれからも出会えて良かったと思える人達に出会い続けていきたい。

すぐに原作を読んだ。映画と対比しながら読んだ。山添くんが自転車に乗り駆け出したシーンが好きだな。
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