カリオット

コンパートメントNo.6のカリオットのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
3.8
ロードムービーが好きだー!と再確認。
旅をしていると、その一瞬の間に運命が交差する。もう二度と会わないだろう人と。

傷心の主人公と、第一印象が最悪でも実はシャイで無邪気で心が温かい人。2人は徐々に心通わせていく。お互いの表情を見ているだけで、胸が熱くなる。

車窓の風景はどこかもの寂しい。そんな風景も駅のホームの灯りも狭い車内の息苦しさも映画を通して光って見えた。


旅の終わりは悲しい気持ちになるが、何かが変わったのだとはっきり分かるあの最後の主人公の表情が良かった。
カリオット

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