このレビューはネタバレを含みます
鬱病治療中人間大号泣……
自分の意欲に身体と脳みそ付いてこないの本当につらいよ 上昇志向が高い人なら尚更 山添くんは自分と地続きだと思った
1番良かったのはお互いへの気遣いや差し入れとか、良い影響は受けながら、2人の性格がさほど変わらなかったこと 誰かの出会いで自分や人生は劇的に変わらないが、出会って良かった人は確実にいる。それがバランスを取って物語の中で成立しているのが、私にはすごく誠実に思えたんだよな 物語としての演出ではない、人間関係にリアリティが感じられるほど私はそれを勝手に誠意だと思ってしまう節がある でもそうだと思う
セリフを言う前から「今ゾーンに入ってるな」がわかる上白石さんがすごいかった
山添くんが藤沢さんの家に行くときに道の途中で光から影に入るシーンが好きすぎる 暗いところでうずくまっている自分のとこに手を差し伸べに来てくれる人を、そして干渉しすぎずに身を引いて待ってくれる人を、大事にしたい
書いてたらまた泣きそうになっちゃったよ
すべての夜が明けますように
