昨年、個人的No.2「ケイコ、目を澄ませて」監督の最新作！
公開直後(恐らく)多数の松村くんファンの劇場に気後れし
やっと鑑賞！
取り扱ったテーマも関係してると思うが
驚くような演出も、圧迫される様な展開も無い
「優しい薄味のお粥」みたいな作品でした！
故に見るタイミング、見る人を選ぶ作品だなと思いました…
（逆に序盤からずーっと啜り泣いているお客さんもいました）
「月経前症候群」と「パニック障害」の二人の若者が
互いの「支え」になり、
それぞれの「居場所」「在り方」を探して行く話。
スケールで言えば小さな話なので
16mmフィルムのタッチは非常に活きてる！
それでいて、後半「宇宙」の話をするシーケンスは不思議な感動があった。
松村くんは相変わらず、独特の空気感を醸し出しながら
非常にナチュラルな演技！良かったです！
上白石萌音さんは正直、こういうナチュラル系の作品には向かない気がしたのですが後半になるにつれて慣れていったのでやはり力のある役者さんなんですね！
