このレビューはネタバレを含みます
超敏腕プロデューサー、
川村元気・原作のベストセラーが映画化!
キャッチとなる美しいウユニ塩湖のCM!
主題歌の藤井風!
さすがのマーケティング力!笑
良い具合に興味を惹くトピックを散りばめた
今作!
…んで、なにこれ?
一つも共感出来ない…
誰一人リアリティを感じない…
(途中からファンタジーとして観てました…)
早い話、「愛する事に臆病な恋人同士が過去の大失恋から、もう一度愛する事を決意する」話なんだけど…
まわりくどいよー!
イイ大人が面倒くさい恋愛してんな〜!
「love letter」「世界の中心で愛をさけぶ」
「耳をすませば」や「新海誠作品」的な
所謂「エモい」映像や展開、セリフなどで
魅せる作品なんですが…
(「エモさ」強調するならエンドロールで良い感じのオフショットなり写真なりアナザーストーリー的なの入れれば良いのに…)
時系列が入り乱れるし、
セリフは薄っぺらいし、
展開も想定内だし、
とにかく「観づらい」!
なんか芸大の意識高い人が
「この映像エモいっしょ?」
「このセリフ、ヤバくね?」と
トピックだけのノリで作って
全体間の「流れ」を一切無視して作られた様な感じ…
(トピックだけで感動する人もいますが…)
なんか原作小説は、もしかしたら面白いのかも知れないけど映像化は完全に失敗してる気がします…
唯一、竹野内豊さんは、とても良かった!
やっぱり自力ある俳優さん!