PMSで月に一度イライラが抑えられなくなる藤沢さん。職場の同僚の山添もまたパニック障害に恐れながら静かに生きていた。二人は様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていたが、次第に理解し、助け合って、新しい人生の生きがいや意味を見出していく。
男女に友情は存在するのかと言う問いに、愛ではなく理解して支え合う同志のような関係というものあるという映画です。
程度の差こそあれ誰にでも自分で自分が理解できない、どうにもできない辛さに悩んでいる。それは本人の悩みでもあるし、周りの人の悩みでもある、それが本当に等身大で上手く表現されていました。