このレビューはネタバレを含みます
2025年2本目
︎PMS(月経前症候群)に日々悩まされている藤沢。 転職先で出会ったばかりの山添の言動にイライラを爆発させてしまう。
その後、話しているうちに山添が実はパニック障害を患っていることを知る。
お互い症状は異なるものの、生きづらさを抱える2人は支え合うようになった。
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🍡髪の毛を切るシーンが良かった
このシーンからぎこちなかった2人の距離感がぐっと縮まった気がする。
このシーンの前までは、山添は藤沢のことがあまり好きではないのだろうなということが何となく伝わってきていたが、ヘアカットのおかげでフランクに接することができるようになっていた。
あと、藤沢が咄嗟に切りすぎた髪の毛をズボンのポケットに入れようとしたのが面白かった笑
🍡PMSで悩んでいる藤沢に共感できた
私も生理前は普段気にならないような些細なことでイライラしたり、情緒が不安定になって病んだりすることがあるのでとても共感。そんな中でも最低限のことはきちんとこなさなければならない大変さ。
女性はこのような状況に共感できる人が多いと思うし、男性にも観てほしい。
🍡対人コミュニケーションの大切さ
大変なことや辛いことがあると人と距離を置きたくなるが、結局は他の人と対話でコミュニケーションを取らなければ成長できないのだなということを実感した。
他人同士だから“察してほしい”姿勢ではダメで、きちんとお互いに言葉をぶつけ合わなければならない。
🍡みんな色々な事情を抱えて生きている
わざわざ言わないだけで皆さまざまな悩みを抱えている、ということを忘れてはいけないなと痛感させられた。
ゆっくりじわじわ温まる映画。