映画『シアター・キャンプ』
夏の演劇スクール。新作に発表まで3週間。突然昏睡状態になった校長の跡を継いだのは、演劇に興味のない息子。しかもスクールは大赤字で経営破綻寸前。個性に強い先生たちと子供たちをまとめながら、無事ミュージカルは完成するのか?
監督・主演は、若手注目株の才能モリー・ゴードン。
ドキュメンタリー風な作りで、ブラックな笑いが散りばめられていて面白い。『スクール・オブ・ロック』のような作品かと思いきや、物語の中心は先生たち。もう少し子供たちの個性を描いても良かったかも。
クライマックスのミュージカルが完成度が高いためにラストでいろいろ許せてしまう。
変わった映画。