映画『違国日記』
事故で両親を失った15歳の少女と彼女を引き取ることにした伯母さん。
小説家役のガッキーがデカくて、「野郎」なのだ!サバサバしていて、ちょっと冷めた性格。夏帆と公園を歩くシーンなんて、70年代の青春スターみたい。麻の服が日本一似合う。
主人公の自分を貫く生き方を社会とではなくて、姉との関係として描き、口説くなくていい。
『海街ダイアリー』のような展開かと思ったが、「家族」を軸にもっと世界を広げていた。
高校生活を通し、女性蔑視や同性愛もサラッと描いていて、「多様性」がテーマであることがわかる。
姪っ子役の早瀬憩がいい感じです。
いい映画。
紹介のサイトに、「だれもが抱える生きづらさ」みたいなことが書かれていたんだけど、みんなそんなに生きづらいのか?生きづらさってなんだ?他人なんてどうでもいいわな。
ガッキーと杏は色気がない。そういうことを想像できない。そこが良いのかな。