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違国日記のMALPASOのレビュー・感想・評価

違国日記(2023年製作の映画)
3.3
映画『違国日記』

事故で両親を失った15歳の少女と彼女を引き取ることにした伯母さん。

小説家役のガッキーがデカくて、「野郎」なのだ!サバサバしていて、ちょっと冷めた性格。夏帆と公園を歩くシーンなんて、70年代の青春スターみたい。麻の服が日本一似合う。

主人公の自分を貫く生き方を社会とではなくて、姉との関係として描き、口説くなくていい。

『海街ダイアリー』のような展開かと思ったが、「家族」を軸にもっと世界を広げていた。
高校生活を通し、女性蔑視や同性愛もサラッと描いていて、「多様性」がテーマであることがわかる。

姪っ子役の早瀬憩がいい感じです。

いい映画。

紹介のサイトに、「だれもが抱える生きづらさ」みたいなことが書かれていたんだけど、みんなそんなに生きづらいのか?生きづらさってなんだ?他人なんてどうでもいいわな。

ガッキーと杏は色気がない。そういうことを想像できない。そこが良いのかな。
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