テンポいいコメディでめちゃくちゃ面白かった〜〜！
演劇キャンプ経営に襲い掛かる財政危機を乗り越えるために奮闘する大人たちと、そんなことなどつゆ知らず純粋に演劇のレッスンを楽しむ子どもの対比がおかしくて笑っちゃった。
キャンプの最後に発表する演劇のキャスティング会議で飛び交う言葉に見え隠れする"大人の事情"に、悪いな〜と思いながらニヤニヤしたし、一方で、子どもたちの居場所を守るために頑張る優しさもあって、(良い意味で)変な映画でした。
歌や踊りの教え方のクセが強すぎる大人たちと、素直にそれらに従う子どもたち。どちらも個性的だけど魅力しかなかった。
モキュメンタリータッチの作風であるためカメラワークも臨場感あるし、登場人物の絶妙な表情を映すので、それだけで笑いが込み上げてくる感じ。上映中もクスクス笑いが色んなところから聴こえてきた！w
それでも、終盤はちゃんと綺麗にまとめてくれるし、変な大人と子どもたちが作り上げた、DIY的温もりに満ち溢れたミュージカルに思わず感動。全てが愛おしい。
その辺りのギャップもすげぇ良かったです！
ブラックコメディっぽい要素もあるので、そういうお笑いが好きならきっと楽しめるはず…！
