ヨーテボリ映画祭にて。
面白かった。亡くなったばかりの母の生前の願いを叶えるために中年の息子が母の死体と共に旅に出るロードムービー。伏線拾いつつ唖然とする終わりかた。
トーマス・レマルキスが途中でいい役で登場してた。チョイ役ながら意外と重要キャラ。
ブラックコメディであり悲喜劇でありfeel-so-goodムービーであると監督は言っていた。オフビートなブラックコメディという感じ。
アイスランドの孤島で暮らす母子は編み物をして出来上がったセーターを本土に売って生活してるっぽい。
唐突に母が亡くなるが、どうも直前の様子から息子に迷惑をかけたくないからそろそろ人生終わってもいいかなと思ってたようだ。二人の関係はあまり詳しく描かれないので、それまでどんな親子だったのかは序盤のシーンで想像するしかない。少なくとも関係は良好だったように見えた。
母がかつてやりそびれた楽しみ、死んでからの願いを叶えるべくジョンは母の遺体に死化粧をして正装させて一緒に旅に出るんだけど、端から見たら明らかに怪しいんだよね。
途中で遭遇する人々は彼女は生きているものだと思ってるし、それゆえ問題&誤解発生。
ゆるーく進み、時折母が話し出したりするシュールな場面混ぜ、いい話で終わるんだろうなと予想してたらかなりブラック強めのエンディングを迎えて唖然だった。
ジョンと母にとっては目的達成してるのになにこの苦笑いしちゃう後味の微妙な悪さ😅😅😅
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