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めくらやなぎと眠る女のeigajikouのレビュー・感想・評価

めくらやなぎと眠る女(2022年製作の映画)
4.1
深田晃司演出、音響監督臼井勝、翻訳協力柴田元幸の日本語版で見た。古舘寛治、塚本晋也などキャストの顔がダブっても逆に面白い。アニメ苦手な映画好きにも見て欲しいと制作した吹替版は大正解。アートアニメ好きは字幕版を選ぶだろうけど、日本語吹替版も見るといいと思う。(私はアートアニメ好きな字幕派だけど『神々の山嶺』を日本語吹替版で見て、これは吹替版で見て正解と思ったし、深田晃司監督の演出でこのキャストなら絶対面白いに決まってると思って楽しみにしてた)
本作はピエール・フォルデス監督のフィルターがかなり効いているので、ハルキ敬遠派にもおススメしたい(自分なんだろ?…ハイそうです。実はリアタイで読んだ初期3作以外は翻訳作品しか読んでいない💦翻訳作品は多分あの人の力が大きいし…) (女性の描写に少々引っかかるところはあったけど多分それは原作由来なのかも)
実写をベースにした作画がユニークで、音楽家でもある監督の音響設計の緻密さは字幕版の方がよく分かると思うが日本語版の音響監督が臼井勝さんなので信頼度高い。
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