原題:Colossus:The Forbin Project
邦題:地球爆破作戦
なんでよ(笑)
が、かなり面白いSFでした!!!!
コンピューターによる人類支配ストーリィはよくありますが、展開も早く、たまに笑えて、緊張感が続く素晴らしい作品☆
1970年なりの最新機器が面白く、怖くもあります!
冷戦下のアメリカ。
フォービン博士は国防の為、スーパーコンピューター"コロッサス"を作り、大統領の命令下で機動する。
しかし、想定外の性能を持ったコロッサスは暴走。
ソ連の人工知能"ガーディアン"とリンクし、人類を支配し始める。
命令に従わないとミサイルを発射する、と脅して。
フォービンは、コロッサスによる24時間監視の中、なんとかシステムをオーバーロードさせようと画策するが……
戦争阻止の為に作られ、学習能力、自己防衛機能を持ち、人間には手出し不可能な存在になったコロッサス。
その論理的だが非人間的なコンピューターらしい思考が、美しくも恐ろしい。
ラスト、コンピューターの考えた世界平和とは………
うん、面白い!
コンピューター、AIは最終的に何処に行き着くのか?
人間になる、と言われてますね。
人間になったコンピューターが考える世界とは、果たしてどんなモノなのか?
私達人間と同じなのか?
そもそも私達の考える世界とは?
『ウォッチメン』オジマンディアスや『アベンジャーズIW』のサノス達が考える世界が、本当は正しいのではないか?
本当の世界平和の為には、心で考えず、頭で考えたことを実行する、コンピューターの様な人間が、いつか必要になるのかも……