このレビューはネタバレを含みます
レイトショーの上映がないので、お休みの日に見に行きました。
MOVIXさいたまで1日1上映と細っている感じでもう終わってしまうでしょうか。
すごいいい映画でした。
A級の映画でもなく、B級というほど悪くない、AB級って感じでしょうか。
太って、お腹の出ているマット・デイモンも珍しい感じですね。
ナイキが、コンバースやアディダスより格下だったとは知りませんでした。
当時、ナイキのコルテッツを履いてましたし、すごく好きだったので。
NBAのマイケル・ジョーダンの登場は、ものすごい衝撃でした。
「エア」があの経緯で生まれたとは知りませんでしたが、当時滞空時間が長く着地する寸前までプレイするジョーダンのプレイスタイルを「エア」と呼んでいたので、そっちが先かと思ってました。
ブルズでの活躍、バルセロナオリンピックのドリームチームの圧倒的な強さなどを見ていて、Air Jordanの誕生がこんな経緯だったとは、大変な驚きです。
この後、Air Jordanは一大ムーブメントを引き起こし、社会現象化していくわけですよね。
物語は、いかにしてマイケル・ジョーダンの契約をナイキが獲得できたのかという話ではあるのですが、まぁクレイジーな賭けの連続ですね。
単純なストーリーですし、最後は契約を獲得できたことを知っていたのに、その周りに散りば混られた物語や人間関係に引き込まれていきます。
いや、面白いですよ。こういうのがいいんです。
例えば、スニーカーが好きな若い方々が見ても面白いでしょうし、我々のようにその時代を生きた人たちにもたまらなく面白いでしょう。
ただ上映が少ないのが気になる。こういう良い映画を沢山の人に見てもらいたいものです。