このレビューはネタバレを含みます
本日のダブルヘッダー2本め。
レイトショーで鑑賞しました。
原作を読んでいて、とても良い作品だったので、映画も見てみたいと思いました。
感想として、映像の中の清澄の作った曲が、原作のイメージぴったりなところが良かったです。
原作は、ふわふわとシャボン玉のようなものが漂っていることで表現されていたのですが、映像の中の曲もまさにそんな感じで、グルーブ感のある心地よいメロディで表現されていました。
音楽を題材にしたコミックを映像化するのは、音楽がダメだと台無しになってしまうことも多いのですが、この作品に関しては、非常に音楽がよくできていたと思います。
ストーリーは原作に忠実に作られていて、原作ファンにとっても違和感の無い仕上がりだったと思います。
ただ、潮が出ていくくだりはちょっと単純すぎたかなと思います。
もっと複雑な心の動きがあってもよかったのかなと。
逆になんで出ていったの?って思わされるくらい単純すぎたかなと思います。
あと、最後のAZULEの曲の歌は必要だったかなと。
JO1の川西拓実さんを主人公にしたので、歌わせなければならなかったのかなというところが少々残念でした。
AZUREはインストゥルメンタルで良かったのではないかと。
原作ファンということもあり、良い作品だったと思っています。
ただ、2週目ということとレイトショーということもあってか、非常にお客さんが少なかったことが気になります。
良い作品なんですけどね。