クリーム

アナログのクリームのレビュー・感想・評価

アナログ(2023年製作の映画)
3.5
正直苦手なジャンルで、二ノじゃなきゃ、途中でギブアップだったと思う。二ノや他のキャストの演技に引き込まれ最後まで、観れました。まるで少女漫画の様なストーリーは、なんと原作ビートたけし。ロマンチストだとは思ってたけど、ここまでとは…。まあ、普通な作品。やっぱり、ちょっと…💦

インテリアデザインの仕事をしている水島悟は、自身がデザインを担当した喫茶店「ピアノ」で、携帯を持たない女性みゆきに出会い、2人は互いに惹かれ合います。病気で入院中の母の見舞いに通いつつ、毎週木曜日にみゆきとデートを重ねるのですが…。



ネタバレ ↓



何事もなければ木曜日に「ピアノ」にいますと言うみゆきと距離が縮まった頃、悟の母が亡くなりました。葬儀の為、木曜日に「ピアノ」に行けませんでしたが、悪友·高木は、みゆきに事情を説明しに行ってくれていました。次の週、みゆきは、海に行こうと言い、夜の海で悟は泣いてしまいますが、みゆきは寄り添ってくれました。
悟は、大阪に転勤の前にみゆきにプロポーズしようと指輪を買って挑みます。しかし、みゆきは現れず、それ以後、現れる事はありませんでした。
1年半後、悪友·山下は、妻が会社から持ち帰ったCDの中にみゆきの姿を見つけ、彼女が、天才ヴァイオリニスト、ナオミ·チューリング(旧姓 古田奈緒美)という女性と判明します。ピアニストのと20歳で結婚し、夫の死により帰国。音楽界から引退していました。
2人は、山下の妻の伝手で、彼女の姉に会います。悟がプロポーズする予定だった日に事故に会ったみゆきは、脳に損傷を負って、半身不随で意思の疎通が困難な状況になっていると知ります。
悟は、みゆきの姉に会いに東京へ行き、みゆきに合わせて貰います。
みゆきの姉は、みゆきの日記を悟に読ませます。彼女がずっと悟と同じ気持ちでいた事や一緒に生きて行きたかった事も書かれていました。
悟は会社を辞め、毎日みゆきに合いに来ます。ラストに海を眺めながら、みゆきに話かけると悟の手を掴み、「木曜日?」と尋ねます。

出来すぎもいい所だし、元天才ヴァイオリニストの清楚なご令嬢って…。何それ?オジさんの妄想も甚だしい。男版ハーレクインロマンス。しかもラストに喋るんだよぉ!!!!無い無い。普段なら絶対酷評するけど、キャストに救われた作品だと思います。あんまり好みじゃないけど、観れました(笑)。
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